介護職というのは、日々、要介護者の介助をしなければならず、ストレスを感じやすい職場です。
そのため、職場の人間関係がギスギスしやすく、悩みを抱えている介護スタッフは少なくありません。
そもそも介護施設は、介護スタッフをはじめ看護師、要介護者やその家族など様々な人が日常的に顔を合わせる場所です。
それぞれに立場が異なるので相手の気持ちを察するのが難しく、人間関係が上手くいかなくなってしまいます。
良い人間関係を構築するためには、相手の対応が冷たくても気にしないことが大切です。
仕事相手として割り切って付き合うようにすれば、ストレスに感じることがありません。
また、人間関係が職場だけになると辛くなるので、積極的に学生時代の友人に会うなどプライベートを充実させるのも良い方法です。
相手と距離を取っても解決しない場合は、客観的に判断できる第三者に相談することも有効です。
たとえば、介護施設の施設長、主任など自分よりも上の立場にいる人に相談すると良いです。
家族や友人など親しい人に相談する人もいますが、慰めの言葉をかけられるだけで根本的な解決にはなりません。
その点、介護施設の上司ならば、客観的な視点から物事を把握した上でアドバイスをしてくれます。
ただ上司に相談する際は、相手に対する悪口を言わないことが大事です。
愚痴を言ってしまったら、上司に不快な印象を持たれるだけです。
したがって、自分の感情は無視して、人間関係に悩んでいる事実のみを客観的に伝えることが必要です。
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